【ポケモンSV ランクマッチシングル 霊統一 最終1218位】

みなさまお疲れ様です。スコールです。

 

今回は、自分がポケモンランクマッチにて使用していたパーティのご紹介です。

先月からあまり大きく変わるところはありませんでしたが、テラスタルなどの微調整がうまくハマっていい形で終わることが出来たと思います。

是非ご覧下さいませ。

 

構築経緯

今作からダイマックスによる必中技が廃止となり、ちいさくなるによる回避戦術が非常に強くなると考えた。

その中でもフワライドというポケモンは、ちからをすいとるによる継戦能力が非常に高く、1匹で長く戦えるスペックを持っているため、フワライドをパーティの主軸に据えて、残りのメンバーをフワライドを通しやすくするためのサブメンバーとして選定した。

 

フワライドはちいさくなるで回避をあげれば、かなり多くのアタッカーと互角以上に渡り合えるのだが、どうしても苦手とする相手は一定数存在するので、うまく周りでカバーしながらの戦いとなることが多くなった。

 

・相手のノーマルテラスタル

・ドドゲザンのドゲザン、マスカーニャのトリックフラワーなどの必中技

・ゴーストタイプののろい

・特性てんねん

・ふきとばし、ほえる

・受けループ

・たべのこしなどの長期回復手段持ち

などがフワライドの苦手な相手。逆に言えば、これ以外の相手であればだいたい勝てるので

いかにこのあたりをケアしていくかが勝ち数を増やすキーになっていた。

以下に、各パーティメンバーの個体紹介を記す。


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個体紹介

・フワライド

性格:おくびょう

特性:かるわざ

持ち物:オボンのみ

テラスタイプ:あく

努力値:H20 B252 D108 S124

実数値:228-*-96-*-88-127

技:ちいさくなる ちからをすいとる みがわり ナイトヘッド

 

本パーティの基盤にしてエース。フワライドといえば裏のエースにつなぐバトンタッチ型などが有名のようだが、ちからをすいとるや特性かるわざによる単体性能も非常に高い。

Hは4n調整。ステルスロックを2回踏むことでオボンのみ発動→かるわざ適用が出来るようになる。

Sはかるわざ発動時に最速スカーフガブリアス抜き調整。環境にそこまでスカーフガブリアスはいなかったものの、元のS127が生きた場面も多いので厚めに振っておく利点が大きくあると感じた。

攻撃技は無効のないエアスラッシュやアクロバット、Dダウンの可能性があるシャドーボールなどもあるが、ドドゲザンやカイリューへの削り速度を早くするためにナイトヘッドを採用した。

今作から再生回復技のppが最大8(ちからをすいとるは16)になった為、ナイトヘッドでの打ち合いでカイリューの回復技で粘り切られることが無くなったのも強化ポイント。

また悪テラスタルを使用することで、つるぎのまいがないドドゲザンに対してはそれなりに安定して勝つことが出来るようになった。

 

・コノヨザル

性格:ようき

特性:やるき

持ち物:たべのこし

テラスタイプ:ほのお

努力値:H180 A4 B76 D12 S236

実数値:208-136-110-*-112-154

技:ふんどのこぶし ドレインパンチ ちょうはつ ビルドアップ

 

ノーマルテラスタルを切ってくる相手が重たかったので、格闘打点を持てるコノヨザルはベーシックなビルドアップアタッカーとして運用。誘うドドゲザンに強いことと、テラスタルを切ることでラウドボーン、ウルガモスに対して安定して戦えることが高評価だった。

最初は対どくどく意識でどくタイプでのテラスタル運用をしていたが、環境にどくどく使いがあまりいなかった点、おにびや相手ほのおのからだが辛かった点からほのおタイプに変更。特性やるきと合わせて、おにび+うたうの両方を無効化できるので、ちょうはつを打たずともラウドボーンには安定して戦えていた。

素早さは最速セグレイブ抜きまで努力値を振った。ミラー意識で振り切ることも考えたが、同速で計算が狂う方が嫌だったのでこの調整に落ち着いた。

 

ミミッキュ

性格:ようき

特性:ばけのかわ

持ち物:こだわりスカーフ

テラスタイプ:ノーマル

努力値:H4 A252 S252

実数値:131-142-100-*-125-162

技:じゃれつく シャドークロー トリック みちづれ

 

耐久ポケモンにスカーフトリックを決める仕事が主だったミミッキュ。ばけのかわで1回は行動が保証されているので、受け出し→トリックorみちづれで相手のポケモンを縛ることができる。

ただ途中から、ミミッキュとこだわりトリックの相性はあまり良くないように感じた。というのも、ミミッキュはばけのかわの存在からまず攻撃技を打たれがち→補助技を誘いにくいので、補助技で縛ることが難しかったからである。

また相手のサーフゴーの存在もかなりの逆風で、のろいやでんじは読みでの交代をされると、こちらのトリックが不発になり大きな隙を生じてしまう。

総じて、ハマれば強いがハマらなかった時の脆弱さが目立つポケモンであった。

 

・ドラパルト

性格:うっかりや

特性:すりぬけ

持ち物:きあいのタスキ

テラスタイプ:ほのお

努力値:A4 C252 S252

実数値:163-141-95-167-85-194

技:だいもんじ シャドーボール りゅうせいぐん ふいうち

 

ドラパルトは型が豊富でとにかく読みにくいのが強みのポケモンであるが、パーティで余っていたタスキを持たせた特殊アタッカーでの運用となった。

初手でのマスカーニャやスカーフサーフゴーなどに対して、大きな読みのリスクを背負うことなく安定して戦えるのが良い点であった。

また相手のテラスタルを切らせやすいポケモンでもあるので、のちのちのフワライドでの戦いをラクにしやすい点も魅力的である。

しかしいかんせん対策されがちというか、刺さりが悪いというか、初手のドラパルトはかなり警戒されやすくてなかなか思うように活躍させることが出来なかった。

のろいやでんじはなど、もっと補助技をからめた型にしたほうが腐る場面が少なかったかもしれない。

 

・ゲンガー

性格:おくびょう

特性:のろわれボディ

持ち物:おんみつマント

テラスタイプ:ひこう

努力値:H252 B4 S252

実数値:167-*-81-*-95-178

技:みちづれ ほろびのうた アンコール くろいまなざし

 

見たら即降参レベルで受けループ相手が厳しかったので、なんとか崩す手段を考えた結果ノーウェポンゲンガーという選択肢が生まれた。4つの技と特性のろわれボディが高いシナジーを生んでおり、個人的にかなりお気に入りのポケモン

ラスタルはひこうタイプ。カバルドンガブリアスの地面技をすかしてくろいまなざし+アンコールで縛り付けて戦えるのが強かった。

キョジオーンのしおづけに対して立ち回りを安定させるためにおんみつマントを持たせた。副次的にがんせきふうじやこごえるかぜのSダウンを無効にし、アンコールで縛るといった動きも出来るようになってお得。

ノーウェポンということもあって選出する機会はかなり限られていてピンポイント気味だったが、それを差し引いても戦績を上げる十分な活躍をしてくれた。

 

・サーフゴー

性格:ひかえめ

特性:おうごんのからだ

持ち物:とつげきチョッキ

テラスタイプ:ノーマル

努力値:H4 C252 S252

技:ゴールドラッシュ パワージェム きあいだま シャドーボール

 

フワライドの苦手なのろいや、ふきとばしほえるなどの身代わり命中貫通系の補助技に対して耐性を持っている点が非常に優秀。依然として重たい対サーフゴー、ウルガモス、ラウドボーンなどの特殊アタッカーに対しての対策枠としても活躍。準速にしていること、ノーマルテラスタルにしていることから、サーフゴーミラーではまず負けることは無かった。

パワージェムはほとんど読まれることがなく、ウルガモスをよく誘うので入れてて良かったと思う場面は多かった。ゴースト統一だと、呼ぶ悪に刺さるマジカルシャインなども欲しくなるところだが、打ちたい相手がほぼサザンドラくらいしかおらず、そのサザンドラきあいだまで事足りるケースが多かったため不採用となった。

自分はミラー意識で素早さに努力値を割きたいと思ったのでCS振りにしているが、チョッキの影響をさらに伸ばすためのHDベースも良さそうに感じた。

 

立ち回り

ドドゲザンマスカーニャラウドボーンのうち2匹以上入っているパーティにはさすがに厳しいのでフワライドの選出を控えたが、それ以外の場合はほぼフワライド選出。

数的優位をとることが大事で、それさえ出来てしまえばフワライドでひたすら時間稼ぎをして勝つことが出来るので意識をした。

とにかくフワライドを雑に扱わない。負けている試合はだいたい受け出しで状態異常を食らったり、ちいさくなる1回の状態で相手と対面→スカーフトリック当てられて詰み、であったりするので、フワライドのかるわざ始動タイミングも気を使いながらの立ち回りを意識した。

 

このパーティの強かった点

・ちからをすいとる+ちいさくなるフワライドによる苦手タイプへの勝ち筋、継戦能力の高さ

・コノヨザルの抜き性能、技の通りの良さ、逆転力

・受けポケモン潰しゲンガーでのハメ戦術

 

このパーティの弱かった点

・HP回復の手段を持っている相手への詰め不足

・回避に頼るところが大きく、運が悪い時は何も出来ずにあっさり負ける

・1試合に時間がかかる()

 

 

おわりに


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剣盾では水統一を使用していた自分が今回ゴースト統一を組んでシーズンを戦ってみました。実はゴースト統一は水統一を始める前に使っていた統一なので、今回はその原点回帰の意味も込めてのシーズンとなりました。

最終日で大コケしてしまいましたが、そこまではかなり手応えを感じることが出来たシーズンでした。

また今月からは水統一を始めるにあたって、一からパーティを組めるのがとても楽しみです。まずはテラスピースを集めるところから()

ここまで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。

また次回もよろしくお願いいたします。