【シーズン23-水タイプ統一】【最終91位 レート2025】

お世話になっております。スコールです。

シーズン23も無事終了いたしまして、ほっと一安心しております。

現状のルールもひとまず終了ということで、パーティを解体するのはとても悲しくはありますが…

今回は、僕がランクマッチシーズン23にて使用していたパーティのご紹介をします。

それではよろしくお願いします。


【構築経緯】


基本的には前シーズン22のパーティをベースに、
・対呼び水トリトドン
・高速物理ATへの対策
という前回の課題点を踏まえての構築が始まりました。

それらの問題を解決すべく、今回新規採用したのが、物理耐久に努力値を割いた、食べ残しめいそう型のカイオーガです。
今回はそんなカイオーガの型にフォーカスを当ててご紹介します。
そのほかのポケモンに関しましては、前回の記事に型が乗っておりますので、そちらをご覧くださいませ。

squallpokemon.hatenablog.com


カイオーガ


特性:あめふらし
性格:ひかえめ
努力値:HB252 C4
持ち物:たべのこし
技:なみのり/れいとうビーム/みがわり/めいそう

めいそう+みがわりで、カイオーガ対策として出てきやすいトリトドンポリゴン2モロバレルなどを起点にすることができます。
複数回めいそうを積んでしまえば、サンダーやカプ・コケコなどの特殊電気とも、身代わりを残しながら戦えるくらいの特殊耐久を持つことができます。

努力値に関しても、かなり物理耐久に厚めに振ることでスカーフカイオーガでは苦戦しがちな
・とんぼがえり+じしんで倒しに来るスカーフガラルヒヒダルマ
・スケイルショット+じしんで倒しに来るタスキガブリアス
など、高速物理アタッカーに対して安定して戦うことができるようになりました。

【技について】


コンセプトのめいそう+みがわりは確定です。残りは水技との相性補完に優れるれいとうビーム、そして今回は水技枠としてなみのりを採用しています。

水技枠はこんげんのはどう、ねっとうなど候補はいろいろありますが、命中安定、かつぎりぎり火力も担保されているなみのりが最適です。

〜ダメージ計算〜

よく出会ったポケモンごとに与ダメ、被ダメをまとめてみます。

与ダメ

なみのり(雨補正あり)
無振りガラルヒヒダルマ 106.7~125.6% 確1 (同条件ねっとうだと95.0~112.2%の乱1(75.0%))
無振り悪ウーラオス 102.9~121.7% 確1 (同条件ねっとうだと91.4~108.0%の乱1(50.0%))
C+1で
無振りザシアン 95.8~113.2% 乱1(75.0%)
H252サンダー 99.0~117.3% 乱1(93.8%)
無振りバドレックス 102.9~121.7% 確1

被ダメ(食べ残しを持たせるため耐久は少し上がります)

物理

無補正252ガラルヒヒダルマ とんぼがえり 26.1~30.9%
同条件 じしん 37.2~44.0%
無補正252悪ウーラオス あんこくきょうだ 42.5~50.7%
無補正252A+1ザシアン ワイルドボルト 76.3~90.8%

特殊

無補正252バドレックス アストラルビット 44.9~52.7%
無補正252サンダー 10万ボルト 55.1~64.7%

こうみると伝説のポテンシャルって恐ろしい。。。

【立ち回り】


基本的には初手出しはしませんでした。というのも、ザシアンやランドロスなどの、登場時発動系特性によって、素早さ判定をされてしまうからです。

これは体感ですが、こちらのパーティにはほぼほぼ初手ザシアンを投げられていた印象があります。先述のとおりカイオーガとかち合わせて素早さ判定をする意図があるようにも思えますね。

なので、なるべく2体目に出すようにしてスカーフをにおわせつつ、出てきたトリトドンをめいそう身代わりの起点にして、というパターンが本当に多かったです。

パーティ全体としてスカーフ持ってそうなのもカイオーガくらいなので、そこもミスリードを誘いやすかったかも?です。

今まで使っていたスカーフカイオーガももちろん強いんですが、それ以上に

・対物理相手での安定感

・身代わりでの状態異常耐性、ミラーコートなどへの肩透かし

・非こだわりであることでの積みパターンを未然に防げる

など、スカーフ以上にメリットが大きいと感じました。

まあこれも、スカーフカイオーガへの警戒ありき・・・というところではあるとは思いますが。


【その他のポケモンたち】


そのほかのポケモンに関しては、シーズン22の子たちをそのまま連れてきているので、特に変わったことはなかったです。

しいて言えば、ラグラージのカウンターミラーコートがやけに読まれるようになったような・・・くらいでしょうか。

ただ逆に、お相手に読まれているとわかっていれば、じしんやクイックターンを入れればいいので、そこまで問題ではなかったです。


【苦手だったポケモン


今までは、環境にそこそこいた受けループに対しては、かなり高い勝率をとれていました。

基本的にほろびのうた、ねむる、ぜったいれいどラプラスがいれば受けループにはまず負けません。と思っていたのですが・・・

シーズン途中くらいからでしょうか、まきびしステロふきとばしはねやすめとかいうエアームドが出はじめてきてしまいました。

毒入らない、れいど効かない、ふきとばしでバインドもケアされる、とまあ相性は悪かったです。

カイオーガなら何とかなるんですが、おおむね取り巻きにラッキーがいるのでそれも厳しく・・・

おそらくラキムドーには1度も勝てなかったシーズンでした。

あとはムゲンダイナもかなり厳しい相手でした。C振り眼鏡アタッカー型、パワフルメテビ型、どくどく型、どくびし型、PP削り型など

型がありすぎて初手での対処が本当に厳しかったです。プレッシャーでぜったいれいどのチャンス減らすのやめてください

【終わりに】


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ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

今回のパーティは、今まで使ってきたものの中で一番思い入れがあると言っても過言ではありませんでした。

その思い入れの分だけ、自分の立ち回りなどの練度が上がっていったように感じていて、それが今シーズンの結果につながったのだと思います。

心のどこかで、前シーズンのプレッシャーを感じてしまい、苦しかったこともありましたが、最後は楽しく終えることができました。

改めて、対戦してくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございました。

またこれからも水統一ライフ、楽しんでいきます!